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大学生の76%が「行動を起こそうとは思わない」と回答・・・アイスバケツチャレンジに否定的な意見多数2014年09月16日

株式会社トモノカイは、弊社独自媒体であるメールマガジンt-newsにおいて、現役大学生・大学院生を対象にアンケート調査を実施。同アンケートへの回答から、大学生の54%がアイスバケツチャレンジに「反対」であり、76%が「行動を起こそうとは思わなかった」、という結果が得られた。株式会社トモノカイ (所在地:東京都渋谷区 代表取締役:徳岡臣紀) は現役大学生・大学院生を対象に、ALSアイスバケツチャレンジについてのアンケート調査を、弊社独自媒体であるメールマガジンt-newsで行なった。

<現役大学生の54%がアイスバケツチャレンジに「反対」と回答。また、「アイスバケツチャレンジでALSの認識が変わったもしくは行動を起こそうと思ったか」という質問に対して、76%が「いいえ」と回答>
現役大学生・大学院生に190名に対して、「あなたはALSアイス・バケツ・チャレンジに賛成ですか?」という質問をしたところ、回答者の54%が「いいえ」と回答した。また、「あなたがもしアイス・バケツ・チャレンジの指名を受けた場合このチャレンジを行いますか?」という質問に対しては49%が「何も行わない」と回答した。これらの回答理由としては、「本質的には悪質なチェーンメールとなんら変わらないから」「寄付は他人に強制されるべきものではない」「流行に乗るだけの募金は善意とは言い難い」など、アイスバケツチャレンジの手法を疑問視する理由が多く寄せられた。
さらに、「あなたはALSアイス・バケツ・チャレンジによってALSの認識が変わった、または何か行動を起こそうと思いましたか?」という質問をしたところ、回答者の76%が「いいえ」と回答した。その回答理由として「バケツチャレンジに対する嫌悪感だけが先行し肝心のALSに対しての認識は薄い」「以前からALSについて知っていた」などの意見が寄せられた。一方で、「あなたはALSアイス・バケツ・チャレンジがALSを認知、またはより深く理解するきっかけになりましたか?」という質問には51%が「はい」と回答した。
SNSを中心に盛り上がりを見せたALSバケツチャレンジ。ALSの啓発には効果を発揮した一方で、その広まりと共に活動内容が形骸化し、遊び目的で氷水を被る人が増えたことに対して否定的な意見を持つ大学生が多いことを示す結果となった。

《あなたはALSアイス・バケツ・チャレンジに賛成ですか?》
賛成 ・・・・・・・ 46%
反対 ・・・・・・・ 54% 
《あなたがもしアイス・バケツ・チャレンジの指名を受けた場合このチャレンジを行いますか?》
氷水をかぶる ・・・・・・・・・・・・・・・ 17%
100ドルをALS協会に寄付する ・・・・・・・ 24%
両方行う ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10%
何も行わない ・・・・・・・・・・・・・・・ 49%
《あなたはALSアイス・バケツ・チャレンジによってALSの認識が変わった、または何か行動を起こそうと思いましたか?》
はい ・・・・・・・・ 26%
いいえ ・・・・・・・ 74%
《あなたはALSアイス・バケツ・チャレンジがALSを認知、またはより深く理解するきっかけになりましたか?》
はい ・・・・・・・・ 51%
いいえ ・・・・・・・ 49%
各回答の具体的な内容やグラフなどは、記事として以下のURL先にまとめています。
http://www.tnews.jp/entries/10391
http://www.tnews.jp/entries/10392

【調査概要】
調査会社:株式会社 トモノカイ
調査方法:WEBアンケ―ト
調査対象:t-newsに登録する現役大学生・大学院生
有効回答数:190人
調査日時:2014/09/02~2014/09/12
調査項目:
1. あなたはALSアイス・バケツ・チャレンジに賛成ですか?(択一)
2. あなたがもしアイス・バケツ・チャレンジの指名を受けた場合このチャレンジを行いますか?(択一)
3. あなたはALS(=筋萎縮性側索硬化症)がどのような病気か知っていますか?(択一)
4. あなたはALSアイス・バケツ・チャレンジがALSを認知、またはより深く理解するきっかけになりましたか?(択一)
5. あなたはALSアイス・バケツ・チャレンジがALSを認知、またはより深く理解するきっかけになりましたか?(択一)

当アンケートを通して、アイスバケツチャレンジがALSの啓発に一定の効果を発揮した一方、行動につなげるには至らなかったことが分かりました。また、批判的な意見を持つ大学生が多くいる一方で、一般社団法人日本ALS協会が感謝を表明するなど、ALSの患者自身にはこの活動が好意的に受け入れられている、という現状もあります。t-newsでは、このようなアンケートを実施することで学生に考える機会を提供し、記事にまとめることで大学生の意識や価値を「見える化」し、大学生の成長の一助となるような情報を発信しております。今後も、大学生の生活に役立つ、視野を広げるような媒体を目指してまいります。

【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:株式会社トモノカイ
担当者名:原口陽一郎
TEL:03-5766-2006
Email:tnews_sp@tomonokai.net

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